多岐に渡って活用されるシロッコファン

ファンにはプロペラファンの他、シロッコファンもあります。どちらも優れた存在であり、個々の特性を考慮して選択致しますと、より効果的な送風を実現します。シロッコファンの場合では、排気方向が吸入方向に対して直角に曲げて排気する特性がありますので、それを考慮した場所や用途に用いますと一層優れた効果を発揮してくれます。そのこともあり、このタイプのファンは大型の送風機から精密機器の内部冷却用まで多岐に渡って活用されています。また、このファンは決して特定の機器にのみ用いられることではなく、一般家庭におきましても比較的見受けられる存在でもあります。例えばキッチンの排気用ファンに、このタイプのファンが導入されている場合も多々あります。これは天井面に対して水平設置するだけで、横軸への排気が可能になりますから、シロッコファンの特性を上手く活用出来る方法になります。

シロッコファンの優れた性質

シロッコファンは気密性が高い状況でも有効に作用しますので、そのような環境下ではプロペラファンよりも効果的になります。この為比較的長めのダクト構造におきましても、排気面で有効に運用出来る性質を持っており、排気口をそれ程大きくする必要がない場合もあります。一方、それらの優れた性質は現代の家庭内でも非常に有効なファンとして取り扱われています。今では日本の住宅環境におきましても気密性が増していますので、このファンが役立つ由縁となっています。また、近年では空気を汚さないIHクッキングヒーターも増えてきておりますが、これはガスコンロなどと違って火力による直接的な上昇気流がありませんので、その点でもシロッコファンの吸引能力が非常に役立つことになります。更に比較的静かに運転出来る点も、家庭内では嬉しい性質になります。

シロッコファンのメリットとデメリット

キチンなど利用されている換気扇のシロッコファンは、スプーン状の羽根で空気を押し出す様にして動いています。プロペラファンと比較すると、シロッコファンの方が吸い込む力が強いです。次に、同じ風量なら電気代が安いので、家計的に良いです。他にも、音が非常に静かなので、他の人に迷惑を掛ける心配がほとんどありません。そして、長いダクトを利用しているので、設置場所はどこでも使えます。それから、排気口が小さいので、外からの風にも強い特徴があります。デメリットは、天井や壁にダクトの配管工事を行うため、工事が大規模になり料金が高くなります。そして、羽が多いので掃除をする時が大変です。また、風量が少ないため、完全に排気するまでの時間が遅いです。キチンの換気扇を選ぶ時には、プロペラファンと良く検討してから、業者に依頼した方が良いです。